Cases 奥山オリジナル防水

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奥山オリジナル防水

特殊アスファルト防水

特殊アスファルト防水とは

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特殊アスファルト防水
最も長い歴史と実績、信頼性を持つ防水工法です。弊社が独自に開発したカッパールーフィングは、細い軟銅線を挿入したメッシュを基材とし、これに改質アスファルトを圧延した高級特殊ルーフィングです。
 テトカッパールーフィングは、カッパールーフィングをベースに工場で3層の工程を積層した特殊積層ルーフィングです。

特殊アスファルト防水の特長

  • 適度の可塑性を有し、強度・撥水性に優れています。
  • 柔軟・屈曲自在で折り曲げても跳ね返ることがなく、出隅、入隅、パラペット部、樋の落口、軒先などに施工するのに最適です。
  • 施工面のどんな下地にもよくなじみ、空隙やしわが生じません。
  • 施工性が良く、どんな下地にも良くなじみ、張り仕舞いの増し張りはいりません。
  • 腐りません。
  • 熱による膨張収縮に順応します。
  • OMルーフブロック
    場 所
    千葉県
    施設名
    エネルギー施設
    工法名

    OMルーフブロック

  • 耐根シート・特OM-1
    場 所
    千葉県
    施設名
    エネルギー施設
    工法名

    耐根シート・特OA-1

防水仕様

仕様記号

電力使用と弊社の使用を併記してわかりやすい仕様としました

電力使用と弊社の使用を併記してわかりやすい仕様としました

アスファルト防水 
オプションについて

  • 絶縁工法
    (絶縁川砂敷き)

    各仕様の工程1のOMプライマーの代わりにコーパタイト0.3kg/㎡を塗布し、川砂を6〜8㎜敷き込むと完全な絶縁工法ができます。特に、鉄骨造でALC版下地の場合は効果的です。ただし、立上り、立下り、ドレン回りはOMプライマーを塗布し、密着させます。

  • 絶縁工法
    (絶縁ルーフィング)

    各仕様の工程1のOMプライマーの代わりに、オクホール(絶縁ルーフィング)を敷き、工程2のアスファルト使用量を1.2kg/㎡にすることにより絶縁工法となります。一般的に露出工法の場合で多く使用する工法です。

  • 半絶縁工法

    各仕様の工程1のOMプライマーを省くことにより、工程2が完全に密着しないために半絶縁工法となります。ただし、立上り、立下り、ドレン回りのみOMプライマーを0.2kg/㎡塗布し、密着させます。

  • 断熱材(押え工法)

    各仕様の工程完了後に、BKボードE(押出成形ポリエチレン系断熱材)25、30、35、40、50、60㎜を敷き並べ、シンダーコンクリート(80㎜厚以上)または、20㎜程度川砂を均した上に390×190×30㎜のOMルーフブロックを敷きます。

  • 断熱材(露出工法)

    各仕様の工程1の後に、シェーンボード(硬質ウレタン系断熱材)25、30、35、40、50、60㎜厚をアスファルトまたはOMヒートレスを1.0kg/㎡塗った上に張り付けます。最終層に砂付ルーフィングをアスファルトまたはOMヒートレスを1.0kg/㎡で流し張りをします。砂付ルーフィングで仕上げた場合は、防水保護樹脂を1.0kg/㎡塗布します。

  • 保護層

    各仕様ともに工程完了後に伸縮目地を3〜5m内外に入れ、立上りに接する部分に緩衝材を取り付け、シリンダーコンクリート80㎜厚以上で保護します。または、川砂を20㎜程度均し、390×190×30㎜のOMルーフブロックを敷き、保護します。露出仕上の場合は、各仕様とも工程完了後に砂付ルーフィングをアスファルトまたはOMヒートレスを1.0kg/㎡で流し張りをします。砂付ルーフィングで仕上げた場合は、防水層保護樹脂を1.0kg/㎡塗布します。

保護工法 OA-1原子力・火力・水力発電所、変電所、階下に重要設備のある建物に適用されます。

種別 奥山仕様OA-1
工程 材料・工法 使用量(kg/㎡)
1 OMプライマー 0.2
2

アスファルトルーフィング
アスファルト流し張り

1.0
3

カッパールーフィング
アスファルト流し張り

1.0
4

カッパールーフィング
アスファルト流し張り

1.0
5

アスファルトルーフィング
アスファルト流し張り

1.0
6 アスファルト刷毛塗り 2.0
保護工法 OA-1
絶縁工法 ・コーパタイト川砂敷き(コーパタイト0.3kg/㎡+川砂6〜8㎜)
・絶縁ルーフィング(オクホール+アスファルトコンパウンド0.2kg/㎡追加)
・半絶縁工法(立上り、立下り、ドレン回りのみOMプライマー0.2kg/㎡塗布)
断熱材 I : 押え工法(BKボードE・押出成形ポリスチレン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
I : 露出工法(シェーンボード・硬質ウレタン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
保護層
(オプション)
C:シンダーコンクリート(80㎜厚以上)
R:OMルーフブロック(川砂20㎜+ルーフブロック・390×190×30㎜)
S:砂付ルーフィング(OMサンド)+防水層保護樹脂(OMトップコート1・2号、難燃)1.0kg/㎡

保護工法 OA-2社宅、営業所、工務所、階下に設備機器・サーバー等重要設備のない建物に適用されます。

種別 奥山仕様OA-2
工程 材料・工法 使用量(kg/㎡)
1 OMプライマー 0.2
2

アスファルトルーフィング
アスファルト流し張り

1.0
3

カッパールーフィング
アスファルト流し張り

1.0
4

アスファルトルーフィング
アスファルト流し張り

1.0
5 アスファルト刷毛塗り 2.0
保護工法 OA-2
絶縁工法 ・コーパタイト川砂敷き(コーパタイト0.3kg/㎡+川砂6〜8㎜)
・絶縁ルーフィング(オクホール+アスファルトコンパウンド0.2kg/㎡追加)
・半絶縁工法(立上り、立下り、ドレン回りのみOMプライマー0.2kg/㎡塗布)
断熱材 I : 押え工法(BKボードE・押出成形ポリスチレン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
I : 露出工法(シェーンボード・硬質ウレタン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
保護層
(オプション)
C:シンダーコンクリート(80㎜厚以上)
R:OMルーフブロック(川砂20㎜+ルーフブロック・390×190×30㎜)
S:砂付ルーフィング(OMサンド)+防水層保護樹脂(OMトップコート1・2号、難燃)1.0kg/㎡

保護工法 耐根層:特OA-1原子力・火力・水力発電所、変電所、階下に重要設備のある建物に適用されます。

種別 奥山仕様特OA-1
工程 材料・工法 使用量(kg/㎡)
1 OMプライマー 0.2
2

アスファルトルーフィング
アスファルト流し張り

1.0
3

カッパールーフィング
アスファルト流し張り

1.0
4

カッパールーフィング
アスファルト流し張り

1.0
5

デラタイトP
アスファルト流し張り

2.0
保護工法 耐根層:特OA-1
絶縁工法 ・コーパタイト川砂敷き(コーパタイト0.3kg/㎡+川砂6〜8㎜)
・絶縁ルーフィング(オクホール+アスファルトコンパウンド0.2kg/㎡追加)
・半絶縁工法(立上り、立下り、ドレン回りのみOMプライマー0.2kg/㎡塗布)
断熱材 I : 押え工法(BKボードE・押出成形ポリスチレン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
I : 露出工法(シェーンボード・硬質ウレタン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
保護層
(オプション)
C:シンダーコンクリート(80㎜厚以上)
R:OMルーフブロック(川砂20㎜+ルーフブロック・390×190×30㎜)
S:砂付ルーフィング(OMサンド)+防水層保護樹脂(OMトップコート1・2号、難燃)1.0kg/㎡

保護工法 耐根層:特OA-2社宅、営業所、工務所、階下に設備機器・サーバー等重要設備のない建物に適用されます。

種別 奥山仕様特OA-2
工程 材料・工法 使用量(kg/㎡)
1 OMプライマー 0.2
2

アスファルトルーフィング
アスファルト流し張り

1.0
3

カッパールーフィング
アスファルト流し張り

1.0
4 デラタイトP
アスファルト流し張り
1.0
保護工法 耐根層:特OA-2
絶縁工法 ・コーパタイト川砂敷き(コーパタイト0.3kg/㎡+川砂6〜8㎜)
・絶縁ルーフィング(オクホール+アスファルトコンパウンド0.2kg/㎡追加)
・半絶縁工法(立上り、立下り、ドレン回りのみOMプライマー0.2kg/㎡塗布)
断熱材 I : 押え工法(BKボードE・押出成形ポリスチレン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
I : 露出工法(シェーンボード・硬質ウレタン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
保護層
(オプション)
C:シンダーコンクリート(80㎜厚以上)
R:OMルーフブロック(川砂20㎜+ルーフブロック・390×190×30㎜)
S:砂付ルーフィング(OMサンド)+防水層保護樹脂(OMトップコート1・2号、難燃)1.0kg/㎡

保護工法 常温工法社宅、室内、火気を使用できない建物に適用されます。

種別 奥山仕様OF-1
工程 材料・工法 使用量(kg/㎡)
1 OMプライマーH 0.2
2

テトカッパールーフィング
OMヒートレス流し張り

1.0
3 OMヒートレス刷毛塗り 1.0
保護工法 常温工法
断熱材 I : 押え工法(BKボードE・押出成形ポリスチレン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
I : 露出工法(シェーンボード・硬質ウレタン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
保護層
(オプション)
C:シンダーコンクリート(80㎜厚以上)
R:OMルーフブロック(川砂20㎜+ルーフブロック・390×190×30㎜)
S:砂付ルーフィング(OMサンド)+防水層保護樹脂(OMトップコート1・2号、難燃)1.0kg/㎡

保護工法 特殊積層耐根層原子力・火力・水力発電所、変電所、階下に重要施設のある建物に適用されます。

種別 奥山仕様特OA-1改修
工程 材料・工法 使用量(kg/㎡)
1 OMプライマー 0.2
2

テトカッパールーフィング(※特殊積層ルーフィング)
アスファルト流し張り

1.0
3 デラタイトP アスファルト流し張り
保護工法 特殊積層耐根層
絶縁工法 ・コーパタイト川砂敷き(コーパタイト0.3kg/㎡+川砂6〜8㎜)
・絶縁ルーフィング(オクホール+アスファルトコンパウンド0.2kg/㎡追加)
・半絶縁工法(立上り、立下り、ドレン回りのみOMプライマー0.2kg/㎡塗布)
断熱材 I : 押え工法(BKボードE・押出成形ポリスチレン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
I : 露出工法(シェーンボード・硬質ウレタン系断熱材)25,30,35,40,50,60㎜厚
保護層
(オプション)
C:シンダーコンクリート(80㎜厚以上)
R:OMルーフブロック(川砂20㎜+ルーフブロック・390×190×30㎜)
S:砂付ルーフィング(OMサンド)+防水層保護樹脂(OMトップコート1・2号、難燃)1.0kg/㎡

奥山の特殊納まり図施工管理のポイント

立上り隅防水下地

※入隅部が直角で良い理由

弊社のルーフィングは下地との馴染みが非常に良いために、直角であっても、入隅部に空隙が生じることなく確実に張付け施工できます。面取りの省略が可能です。

入隅部が直角で良い理由
立上り隅防水下地

L型エキスパンション
(立上り銅板)

床と立上りが異なる構造体の場合は、それぞれの挙動が違うために入隅の防水層が破断する可能性があります。
L型エキスパンションを取り付けることより躯体の挙動を防水層に伝えることなく、破断を防ぐ効果があります。
立上りと床が別打ちの場合も同様となります。

L型エキスパンション(立上り銅板)
L型エキスパンション(立上り銅板)

H型エキスパンション
(立上り銅板)

立上りと床が異なる構造体で挙動が過剰に大きく、L型エキスパンションの最上部の防水層が破断した際に、破断部を水切として保護し、掛り水を遮るためにH型のカバーを取り付けます。

H型エキスパンション(立上り銅板)
H型エキスパンション(立上り銅板)

M型エキスパンション
(立上り銅板)

大面積で鉄骨造、ALC版下地の場合に最も挙動の大きい大梁の上にM型エキスパンションを設置することによって躯体の共同を防水層に伝えず破断を防ぐ効果があります。

M型エキスパンション(立上り銅板)
アスファルト防水 材料一覧